スープのひみつ

「東京」の「ボルシチ」なんです


ロシアの家庭料理「ボルシチ」はビーツを使うことが多い一品です。
深い赤、弾けるピンク、爽やかな朱と色鮮やかなイメージがあるかもしれませんが、
私たちのボルシチは、飴色になるまで炒めた玉葱を使った洋食仕立て。

実はそれが、東京生まれ・東京育ちの創業者が両親と初めて外食で食べた「思い出の味」なのです。
ボルシチという名前は、ボル(=赤カブのビーツ)+シチ(=キャベツ入りのスープ)からのようですが、私たちが開発したボルシチには、実はどちらも入っていません。
それなのにボルシチと名乗っていいものだろうか、という議論になり、東京を付けた「東京ボルシチ」として創業当初からお出ししています。


具材がごろごろ、素材の味や食感をたっぷり楽しめるのが「食べるスープ」の醍醐味です。
ほろほろと口の中でほどけつつ、大切に噛みしめたい「東京ボルシチ」の牛肉は、
時間をかけて低温でじっくりと煮込んでいます。
実は、工場では夜間も牛肉に熱を加え続けるので、スタッフの間では
“ボルシチは夜つくられる”と言われています。
旨味が染み出ただしと肉のそれぞれに分けられ、飴色になるまでじっくりと炒められた玉葱や香味野菜、
煮込んだだしと再び合わせ、じゃがいもやにんじんを加えれば「東京ボルシチ」の出来上がりです。


隠し味を明かすと、驚かれることがとても多いのですが、
実は日本の代表的な調味料である「醤油」がおいしさの隠し味。
「ボルシチ」はまだまだ日々の食卓では出番の少ない料理のひとつ。
すこし遠かった存在も、日々の料理に馴染む「醤油」を組み合わせたら、なんだかぐっと近い存在になりました。
そんなふうに私たちらしさを加えた、「東京」のボルシチをお楽しみください。

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