Soup Friends

Soup Friends Vol.26 / サフィア・ミニーさん

エネルギッシュでチャーミング、はっきりとした信念を持ち、新しいライフスタイルと暮らし方を提案するイギリス人女性、サフィア・ミニーさん。27歳のときに、途上国の貧困問題を解決したいという情熱によってスタートした活動から、現在のフェアトレードブランド『ピープル・ツリー』が生まれました。“ 社会貢献” に取り組むビジネスを支えるのは、そのセンスの良さだけでなく日々の生活におけるこだわり、とそれを貫く姿勢にありました。

──スープは好きですか?どんなスープを召し上がりますか?

スープ、大好きです。私は食べ物にはうるさくて、素材がよく、オーガニックか低農薬、ベジタリアンのものを選びます。家では日曜日にスープをつくっておいて、仕事のランチ用に持っていくことが多いです。でもSoup StockTokyoさんのおいしいスープがあれば、忙しくて自分でつくれない時にとっても助かりますね。

──スープにまつわる特別な思い出があれば教えてください。

とうもろこしとさつま芋のスープ、おいしかったです。(もっとベジタリアンのメニューを増やしてもらえると嬉しいです!)成田空港店でいただきました。世界各地のフェアトレード団体を訪問するために飛びまわる日々なので、重くなく、ヘルシーな食事はとても大事です。

──イギリスでは、日常的にスープを飲む習慣がありますか?

はい。ここ数年イギリスでもトレンドになっています!

──今回は特集が「冷たいカレー」なのですが、インドにご縁があるSafiaさんにとって、「カレー」にとって特別な思い出や思い入れはありますか?

ピープル・ツリーの衣料品の多くがオーガニックコットンを使用しているのですが、原料のコットンを育てているインド・グジャラート州では、約90% の人がベジタリアンです。この地出身のガンジーの、エコなライフスタイルをインスピレーションに、マイルドなベジタリアンカレースープを作ってみたいです。

──フェアトレードに取り組まれていらっしゃいますが、特に「食」のフェアトレードについてお考えがあればお聞かせください。

フェアトレードは、途上国の経済的に不利な立場に置かれたコミュニティが、自立するためのツールです。ピープル・ツリーでは衣料品や雑貨だけでなく、おいしくてヘルシーなフェアトレード食品もたくさんご紹介しています。オーガニック農家や職人といっしょにものづくりをし、製品を企画し、環境や貧困問題に対する解決策を見つけることにやりがいを感じています。

──食への興味が広がったのは、なにかきっかけがあったのでしょうか?

おいしい食事とエクササイズは、自分自身と家族への最高の投資だと思っています。そういった価値観を本当に共有できると確信できる場所でしか外食はしません。

──お仕事柄、食事が不規則になることもおありだと思いますが、ヨガを生活に取り入れたり、健康管理を大切になさっている印象があります。食に対するこだわりなどがあれば教えてください。

水をたくさん飲み、オーガニックでベジタリアンの食事をします。和食も大好きです。玄米、お味噌。日本の方たちも、自国の伝統の食文化をもっと評価してくださったらいいのに、と思います。

──お仕事がら様々な国を訪ねられたと思いますが、好きな国、好きな料理はありますか?この国のこんな食べ方や、食に対する考え方に共感できた、などの思い出があったら教えてください。

仕事でよく訪れるバングラデシュの食事はとても新鮮で好きですが、日本のベジタリアンの食事のほうがさらに好きです。

──ここ最近食べた食事の中で、友人に是非教えてあげたいほど美味しかったものは何ですか。

Soup Stock Tokyoのスープとライスのセットはとてもおいしかったので、友だちにも教えてあげたいです。陶器の器もいいですね。使い捨てのパッケージは嫌いです。

──日本の若者たちへメッセージをいただけますか。

私たち一人一人が、できるだけエコロジカルに暮らす努力をするべきではないでしょうか。サステナブルに食事し、買い物をする(ピープル・ツリーもぜひ選択肢に!)ことも、社会と環境をとりまく問題の解決策のひとつです。

──Safiaさんが、今、一番興味があることや気になることがあれば教えてください。

秋に本を出版すべく、奔走中です。スマイルズの遠山正道さんにもインタビューにご登場いただいていますので、お楽しみに。それと、来年の春夏に向けてピーター・イェンセンさんほか外部デザイナーとのコラボレーション・コレクションを準備中。最新のニュースはピープル・ツリーのウェブサイトでチェックしてください!

サフィア・ミニー

英国出身。90年に来日。環境・貧困問題に取り組むNGO「グローバル・ヴィレッジ」とフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」代表。04年シュワブ財団により「世界で最も傑出した社会起業家」の一人に選ばれる。09年フェアトレードとファッション業界への貢献が認められ、イギリス政府より大英帝国勲章第5位(MBE)を受勲。10年ピープル・ツリーがWGSN グローバル・ファッション・アワード2010にて「最優秀サステナブル・ブランド&リテーラー賞」受賞。著書に「おしゃれなエコが世界を救う ~女社長のフェアトレード奮闘記~」(日経BP 社)、「By Hand 世界を変えるフェアトレード・ファッション」(幻冬舎ルネッサンス)。

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