Soup Friends

Soup Friends Vol.18 / 徳井義実さん

メディアで目にしない日はないほど、めざましい活躍が光る漫才コンビ“チュートリアル”として、またドラマや映画などにも俳優として出演される徳井義実さんに、スープ(汁物)にまつわる想い出や、普段の食生活について伺いました。

──徳井義実さん(以下、徳井さん)がお好きな食べものは何ですか?

カレーが好きです。Soup Stock Tokyo(以下、SST)でもカレーをいただくこともあります。

──いつもSSTをご利用いただきましてありがとうございます。ご利用いただく際には、どのような場面でどちらの店舗をご利用になりますか?

一番多く利用するのは、ルミネ新宿店です。“ルミネ the よしもと”の本番前に、よくブランチとしてテイクアウトでいただきます。

──SSTで一番のお気に入りのスープがあれば教えてください。

完全に、“オマール海老のビスク”ですね(笑)。

──最初にお召し上がりいただいたきっかけはどんな場面だったのでしょうか?

仕事柄、ゆっくりと食事をする時間があまりないので、さっと食べられるファーストフードになることも多いのですが、その日は違うものを食べてみようと思ってSSTのスープをいただきました。

──スープ(汁物)をご自身でお作りになることはありますか?

最近はあまり作る時間がないのですが、昔はよくビーフシチューが好きで作っていました。

──お仕事柄、食事が不規則な時間になることもおありだと思いますが、食に対するこだわりや大切になさっていることがあれば教えてください。

その時に食べたいものを食べる!それだけですね。

──撮影現場などの過酷な環境では温かいものを食べたくなりますよね?

はい。バラエティ番組の冬場のロケで海に入ったりすることがあるのですが、本当に寒いんです(笑)。そして撮り終えて帰ってくると、スタッフの方が温かいスープを作ってくれるんですよ。それがもう、本当に有り難いです。

──スープ(汁物)にまつわる思い出があれば、ぜひ教えてください。

日本の家庭では珍しいと思いますが、おかんがよくボルシチを作るんですよ。これが小さい時から好きでしたね。もうひとつ、おかんが作る粕汁も好きです。

──和食、洋食、中華など、何料理がお好きですか?

中華料理ですね。僕は中華調味料が好きで、とりわけ北京ダックが好きなんですよ。よく行くのは、新宿にある“全聚徳(ぜんしゅとく)”というお店です。本店の北京から招かれた一流の料理人さんが作る北京ダックが、とてもおいしいです。

──おいしいものを求めて旅をするとしたら、どこへ行きたいですか?

お正月はイタリア・ミラノに行きましたが、あまり感動的にヒットした料理はなかったんですよね。でも今なら、フランスに行って本場のクロワッサンを食べてみたいですね。

──徳井さんは人を和ませるお仕事をなさっていますが、日頃どんなことを心がけてお仕事をなさっていますか?

極力、人を傷つけないようにと思っています。お笑いをやっていると、そのさじ加減が表裏一体なんですよね。とても難しいところです。現場にいる人だけでなく、テレビを観ている方々がどう受けとられるのかも想像しながらやっているところはあります。

──今年の5月4日、大阪・梅田にSSTルクア大阪店をオープンしました。関西初出店だったのですが、関西の方々に心地よくご利用いただけるようにアドバイスがあればお願いします。

関西は関東と比べて値段にはシビアだと思います。基本的にはお得感があるものが好きですね。スープならこのくらいの値段までという、ある種の基準があるので、多少高めの値段設定に映るかもしれませんが、SSTのスープは無添加ですし、せっかちな方が多い関西には、急いでぱっとおいしいものを食べられるので喜ばれるかもしれません。何よりSSTのスープは化学調味料の味がしないのが好きです。僕は化学的調味料が入っていると、顔から汗が出て、ピリピリしてくるんです。だからいつも安心していただいています。

──最後に、今後徳井さんが取り組みたいプロジェクトがあればお聞かせいただけますか?

小説を書くことです。構想はなんとなく練ってあって、小料理屋さんが舞台の話なのですが、昔よく通っていた大好きな小料理屋さんがあって。あえなくそのお店は道路の拡張工事のために立ち退きを余儀なくされて、すごく残念だったのですけどね。そのお店の雰囲気や、料理、そこに居るおっちゃん、おばちゃんを含めたすべての要素が奇跡的に合わさってすごく居心地がよかったのです。おいしいだけじゃない想い出に残るお店ってありますよね。そういうお店はつくろうと思ってもつくれない。そこにはドラマがあるというか、人の人生に深く関わってくる、そんな空間が生まれる場に惹かれるので、小説を書くなら舞台は食べもの屋さんにしようと決めています。

徳井義実/とくいよしみ

1975年京都府生まれ。1998年、福田充徳と漫才コンビ“チュートリアル”を結成。2000年「ABCお笑い新人グランプリ」優秀新人賞、2002年「NHK上方漫才コンテスト」優秀賞、2006年「M-1グランプリ」優勝など、数々の受賞歴をもつ。2007年、自身監督・主演作品、DIRECTOR’S 100「nijiko」公開。2008年「天国はまだ遠く」に主演。ほかドラマ出演など、独自の路線を確立しながら、ジャンルを問わず幅広い活動を続ける。

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