商品のひみつ産地だより

春に心を重ねて。「女川産さんまのつみれスープ」がつなぐ想い。

Soup Stock Tokyoでは、2011年から宮城県女川町のさんまをつかった「女川産さんまのつみれスープ」をお届けしています。2011年3月11日、早春の出来事から今年で15年目を迎えました。このスープは、さまざまな人々の想いが重なり、「大変な時こそ助け合い、寄り添える存在でありたい」という願いとともに販売を続けてきました。

さんまは女川の宝

女川町は、宮城県の東端に位置する小さな港町です。目の前には、世界三大漁場のひとつに数えられる三陸の海が広がります。なかでもさんまは、 水揚げ量が全国トップクラスを誇るだけでなく、買受人が目利きを磨く努力や、漁業者が鮮度を保ちながら運ぶ工夫を重ねてきたことで、「女川のさんまはひと味違う」と、プロの間でも高く評価されています。


↑ワイケイ水産㈱の千葉専務。さんまの買い付けを担当されている目利きです

思いが重なり、つながれていくバトン

さんまのすり身の加工をお願いしているのは、ワイケイ水産さん。
震災直後、支援が届く前の暗闇で、さんまのすり身を団子にしてお湯に落としただけの簡単な汁をみんなで分け合ったそうです。見慣れた街並みが消えてしまった光景をみた先代の社長は、故郷女川をなくさないために、自分にできることは何か、まずは、職場の提供が必要だと考え、基幹産業として『水産』の復興、『さんまの町・女川』再生のために再出発を心に決めました。地域の人々、同業他社の人々と力を合わせて、故郷女川の復興のために再び鮮魚加工の灯をともしました。


↑ワイケイ水産の皆さん。左から先代の二代目社長の奥様で取締役の悦子さん、初代社長の喜一さん、次期三代目社長を継がれる亮太さん

震災で被害を受けても海との共生を大切にしながら、仲間たちと支え合い、未来に進んでいく。女川町は、日々進化を続けています。一方で、気候変動による漁場の変化など、厳しい課題とも向き合っています。ワイケイ水産の三代目を継がれる予定の亮太さんは、伝統的な女川のさんまの目利きを継承しながらも、漁を行う船頭さんたちと共に新しい試行錯誤を続けています。
世代を超えてつながっていく想いのバトン。女川町の皆さんの想いと私たちの願いをこれからも「女川産さんまのつみれスープ」を通してお届けしてまいります。


「女川産さんまのつみれスープ」は、宮城県ではお雑煮やお味噌汁「おひたし」にも使われる爽快な生の「せり」や、香り高い「よもぎ白玉」など、春を感じる食材と女川自慢のさんまが出会った春らしい和のスープです。
女川自慢のさんまの味を堪能いただくことで、大切な場所や人に想いを巡らせたり、春に心を重ねて、小さなことでも私らしく始めることの楽しさを思い出して、温かい気持ちになっていただけたらうれしいです。
——————-
※数量限定のためなくなり次第終了となります
※売上の一部は地域活動支援金として役立てていただいております

ストーリー

一覧をみる