取り組み

令和6年能登半島地震 「女川産さんまのつみれスープ」をお買い求めいただいたお客様からの寄付による支援活動のご報告

日頃より、Soup Stock Tokyoをご利用いただき誠にありがとうございます。
私たちSoup Stock Tokyoは、2011年から毎年、宮城県女川町のさんまで作った「女川産さんまのつみれスープ」の売上の一部を、震災からの復興にお使いいただく取り組みを続けています。

本年はこの取り組みで集めた寄付金を、能登半島地震でお困りの皆さまにお届けさせていただくことを女川町の皆さんと決めました。今回の支援活動に至った思いや、「女川産さんまのつみれスープ」の取り組みについてはこちらをご覧ください。

結果として、Soup Stock Tokyoをご利用いただいた55,693人のお客さまにご賛同いただき、スープをはじめとした温かい食事を能登半島地震で被災された方にお届けすることができました。
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今回、食事の提供をさせていただいた場所は、石川県河北郡内灘町。能登半島の付け根に位置し、能登半島地震では町内各所で家屋の損壊や液状化現象などによる被害があった町です。

私たちが伺った2024年4月の内灘町は、幹線道路沿いの景色は日常を取り戻しているものの、ところどころにまだ地震の傷跡が残る状況。ご自宅が全壊されて避難生活が続く方だけでなく、半壊されキッチンなどが使えずに日常生活に不便がある方も多くいらっしゃり、景色としては見えない形での被害が続いていることも改めて実感しました。

当日は避難所でもある温浴施設にて「オマール海老のビスク」をはじめとした温かなスープ約300食と、後日召し上がっていただけるフリーズドライスープやレトルトのカレー、避難所で不足しがちな生の果物などを提供させていただきました。



避難生活を続けていらっしゃる方々の日々の食事は、インスタント食品や、仕出しのお弁当が多いそうで、温かいスープの差し入れにとても喜んでいただけました。
避難所では仕切られた小さな個別のお部屋で一人過ごされることも多いそうです。
食事を喜んでいただけたことももちろんですが、口々に「こうして会いにきてくれて、お話ができて嬉しい」と、おっしゃっていただいたことが心に残っています。



活動資金になった「女川産さんまのつみれスープ」の販売時には、SNSへの書き込みを通して「寄付のハードルが下がってありがたかった」「一日も早く復興がなされますように」など多数のお声もいただきました。
55,693人の皆さまのそんな温かい気持ちが込められたスープが、こうして遠く離れた地で人をつなげて心を温めている。その一員でいられたことが、とても光栄でした。



今回の支援活動は、「女川産さんまのつみれスープ」をご購入いただいた全てのお客さま、宮城県女川町の皆さん、内灘町と「災害時相互応援協定」を結んでいる愛知県幸田町の皆さん、Soup Stock Tokyoに野菜を卸していただいているデリカフーズ株式会社の皆さん、お米を卸していただいている株式会社むらせの皆さん、そして内灘町の役場の皆さんやボランティアの方々、私たちスタッフの友人たちと共に実現することができました。

震災から3か月。内灘町の避難生活をされている方々は、今後は仮設住宅に移っての新しい生活がスタートするそうです。復興工事も進み、インフラが戻る喜びと共に、新しい環境での不安も話してくれました。「震災からの復興」という言葉は、ゴールがない一人ひとり別々のスピードで進んでいく長い道のり自体のことだと、改めて感じました。

私たちはこれからも、世の中の体温をあげるために、自分たちが出来ることを考え、行動し続けていきたいと思っています。

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