あけましておめでとうございます。
私はスープストックトーキョーで働き始めて、
今年で10年を迎えます。
出会いは一目惚れでした。
はじめて店を訪れた時、直感で「ここで働きたい!」と思ったのです。
私が働き始めた時、長女は6歳、次女は4歳。
子どもたちには
「お母さんは、明日から
スープ屋さんになります」
と宣言しました。
はじめて子どもたちだけで、働く私に会いに来たのは、長女が小学校高学年に差し掛かった時でした。
店のスタッフが「本間さん、お子さんたちが来てくれたよ!」とキッチンにいた私を呼びに来てくれて、
すこし照れくさかったのを覚えています。
休館日にスタッフたちとのBBQに娘たちも参加させて
もらったり、我が家に来たスタッフと遊んだりと、
店の仲間たちと関わりながら子どもたちは成長していきました。
そうした日々を過ごすなかで、
「母親をしながらも社員になりたい」
「大好きなこのブランドで、もっと責任
ある仕事がしたい」
「娘たちが働ける歳になったら、
一緒にこの店で働きたい」
という夢をもったのです。
3年前、私は社員になりました。
一昨年、高校生になった長女は、
今では大切な仕事仲間でもあります。
そして、昨年11月…、社員になってからの
目標だった店長にこの店でなることが出来ました。
私にとってこの店は家族そのもの。
そんな私の家族を今年もどうぞよろしくお願いいたします。