- 宿泊施設
リソル株式会社さま
その街を映し出す「リソルホテルズ」のあり方

ホテルリソル上野支配人・西崎さま:リソルホテルズは、全国で約20棟のホテルを運営しています。ブランド全体で掲げているテーマは「物語のあるホテル」です。
いわゆる従来型のツーリストホテルではなく、その土地、その街に根差した体験ができるホテルを目指しています。
ホテルの中に地域の文化や歴史、空気感を取り込み、その街の“縮図”のような存在になること。それが私たちの考えるホテルのあり方です。
ここ、ホテルリソル上野は、2020年7月に開業しました。
上野という街は、文化芸術の香りと、アメ横に代表される東京下町のエネルギーが混在する、カオスともいえる魅力があります。
その二つの要素を館内にどう落とし込むかを考え、内装や展示、照明の細部にまで上野らしさを取り入れています。
ロビーでは隔月でアーティストの作品を展示する企画を行ったり、上野・不忍池の蓮の葉をイメージした照明を取り入れたりと、館内そのものが街を語る空間になるよう工夫しています。

不忍池の蓮の葉をイメージしたロビー照明
ロビーで過ごしたくなる「なにか」をつくりたい
Soup Stock Tokyoを導入したのは、2024年の年末ごろです。
きっかけは、ロビーという空間をどう活かすか、という課題でした。
お客さまは、チェックインを済ませるとそのままお部屋に上がってしまう方が多く、ロビーで過ごしていただく理由がなかったんです。
ちょうど2024年の2月から、前述のようにロビーにギャラリー的な要素を持たせる取り組みを始めていましたが、「ロビーに来たくなる何か」がもう一つ足りないと感じていました。
最初に始めたのが、焼きたてパンの無料提供サービスです。ただ、パンとウォーターサーバーだけでは少し物足りない。パンと一緒に楽しめるものがあればいいな、と考えていたタイミングで、Soup Stock Tokyoの法人向けサービスの話を、ホテルリソルステイ秋葉原の支配人から聞きました。
パンとスープ。この組み合わせは直感的に「いい」と感じました。
しかも「Soup Stock Tokyo」。オシャレだなと思いました。
もう一つ大きかったのが、お客さまの層との相性ですね。
私たちは、20代から40代の女性のお客さまを非常に重要なターゲットとして捉えています。
その中で、Soup Stock Tokyoさんのブランドイメージやお客さまの層は、まさにそこにぴったり合致していると感じました。
元々お店のことは知っていましたが、フリーズドライのように手軽に楽しめるようなものがあることは、ご提案いただいた際に初めて知りました。

陳列什器やポップなどの販促物もSoup Stock Tokyoから提供。
文化を越えて伝わる、Soup Stock Tokyo の味
導入後にまず感じたのは、お客さまがロビーで過ごされる時間が明らかに長くなったことです。
特に夕方以降、スープを片手にくつろぐお客さまの姿をよく見かけるようになりました。これはまさに狙い通りでした。
無料のフードサービスがあることで、ホテルに対する第一印象もとても良くなっています。口コミやレビュー、アンケートでも、うれしい声をたくさんいただいています。
近年はインバウンド比率が8〜9割と非常に高いのですが、海外のお客さまの反応も印象的です。海外の方は、Soup Stock Tokyoというブランドをご存じない方も多いですが、商品説明のポップも日本語と英語で書かれているため分かりやすくご利用いただけています。
また、味にもご満足いただき、「このスープはどこで買えるの?」と聞かれることが増えたんです。
そこから会話が生まれ、都内の店舗をご案内したり、街の観光案内につながったりしています。スープが、お客さまとスタッフをつなぐコミュニケーションのきっかけになっていると感じます。
スタッフの反応もとても良く、特に若い女性スタッフは導入が決まったときにとても喜んでいましたね。
オペレーション面でも負担はほとんどありません。
Soup Stock Tokyoのフリーズドライスープはお湯を注ぐだけで簡単に出来上がるので、基本はセルフサービスで、補充や簡単な清掃だけ。フロントスタッフだけで無理なく運用できています。在庫管理も発注から数日で納品されるため、過在庫になることもなく、業務負荷は感じていません。
ポップや陳列什器もSoup Stock Tokyoから提供していただき、美しく簡単に商品を陳列することができています。

どんな時間帯でも、お客さまが集うロビーへ

当ホテルでは、朝食サービスのご案内がないため、今後さらに、
ご朝食の代わりや夜食感覚で楽しんでいただけるようイメージしています。
現在は6種類のスープを入れていて、十分なバリエーションがあり、さまざまなお客さまにお楽しみいただいておりますが、もし今後、新しいお味や商品が出てくれば、その都度ご紹介いただきながら、柔軟に取り入れていきたいですね。
