
スープのひみつ
今だからこそ大事にしたい、日本の食文化。「冬至」と「七草の節句」。
本来であれば、東京オリンピック開催の年でもあり、明るい話題もたくさん飛び交ったであろう2020年、だれも想像をしていなかった新型コロナウィルス感染症の拡大により世界中が不安に包まれた一年でもありました。
一方で、一人ひとりが自分自身の生活や暮らしと向き合う時間が増えたり、大切な人のことを想う時間も多い一年だったのではないでしょうか。新たな生活様式が生まれ、働き方をアップデートされた方も多いのではないかと思います。
そして、新たに迎える一年はどんな年にしたいか、そんなことを考えはじめる時期でもありますね。
そんな年末年始にスープストックトーキョーがお届けする「冬至粥」と「七草粥」。
こんなときだからこそ、大事にしたい日本の食文化です。
日本の古き良き風習や食の知恵
冬至は一年で最も昼が短い日。この日を境に“陽”が長くなる、春に向かう“要の日”として、「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれ、冬越えと家族の健康を願いました。そして、邪気を払うといわれる赤色の小豆の入った「冬至粥」を食べ、開運や健康を願いました。
●かぼちゃと柚子の冬至粥
鶏のだしで炊いたお粥に、小豆、かぼちゃ、れんこんなどの滋養味あふれる食材を合わせました。柚子の香りとれんこんの食感を楽しみながらお召し上がりいただく、冬至の日限定のお粥です。
1月7日(木)には、無病息災を願い「七草粥」をご用意します
七草粥は、新年一月七日の「七草の節句」に食される日本の伝統食のひとつです。一年間の無病息災を願って、またご馳走が続くお正月で弱った胃腸を休めるために受け継がれてきました。
想像以上に手間隙のかかる七草を生産されている岩崎ファームにお伺いし、インタビューさせていただいたこちらのページもぜひ併せてご覧ください。
●瀬戸内産真鯛の七草粥
瀬戸内海でとれた天然真鯛を、身はほぐし、香ばしく焼いた骨でだしを取った滋味あふれるお粥に、春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を加えました。小皿に添えた生姜ジュレを加えて味の変化をお楽しみください。
【販売概要】
■取扱店舗: Soup Stock Tokyo 全店、家で食べるスープストックトーキョー一部店舗、おだし東京(テイクアウト/デリバリー可能)
■販売期間:「かぼちゃと柚子の冬至粥」2020年12月21日(月)のみ
「瀬戸内産真鯛の七草粥」2021年1月7日(木)のみ
■税込価格:590円+税(レギュラーカップ単品)
※おだし東京は、「はかた一番どりの七草粥」906円+税
日本にはさまざまな食文化、古き良き風習があります。毎日慌ただしく、ふと考えることなく過ぎ去ってしまいがちですが、スープストックトーキョーは先人たちの食の知恵や伝統、食文化を大事にしながら、日々の食を通じてお客さまの豊かな暮らしに少しでも寄りそえればと思っています。