私は、保守的な性格と言われることが多く、バラエティに富んだ刺激的な生活よりも、凪のような穏やかさを好んでいます。そんな私にとって、はじめての「店長」として過ごした二〇一七年は、怒涛の毎日でした。
『なぜ、私たちは日々変化していくことを恐れてしまうのだろう。
今のこの日々のことを、未来の自分はどんな気持ちで振り返るのだろうか』
私の好きなアイドルが歌う曲に、こんな内容のものがあります。日々の変化に戸惑い立ち止まりそうになった時、いつもこの曲が私の傍らにいてくれました。
私らしい店、スープストックトーキョーらしい店、を考えながら、日々店に立っています。お客様からの「ありがとう。」や「おいしかった、また来ますね。」そういったありがたい言葉に支えられています。私がこの店舗に異動になって三か月が過ぎようとしています。まだまだ覚えたいお客様の顔がたくさんあり、日々スタッフに支えられている毎日です。
忙しさや喧騒の中でも、ご来店してくださる皆さまにとって、ひだまりのような場所になれるよう、二〇一八年も精進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。